ネットでまとめ買いするのに、商品の目利きができるように
先ずは実店舗の商品を実食してみようというのがきっかけ。
(→ “そば生活を開始する宣言ブログ”も見てください。)
モノは、保存がきいて冷蔵庫の場所も取らない、乾めんです。
うんちくは最後にして、商品概要から。
“岩手県”内の製造者のものを購入してみました。
商品No.1:土川そば
(同一名称でほぼパッケージも同じで製造者が違う商品があるらしい??ですが、)
今回はこれ。
製造者:土川そば盛岡(商標登録 第4257277号)
220g ¥204(税別)。ゆで時間の目安:10分~15分。
商品No.2:八幡平 やまいもそば
製造者:北舘製麺
200g ¥213(税別)。ゆで時間の目安:5分。
商品No.3:南部 味そば
製造者:戸田久
200g ¥142(税別)。ゆで時間の目安:6分。
そば粉の配合割合:2割
商品No.4:岩手 南部そば
No.3と同じく、戸田久
300g ¥204(税別)。ゆで時間の目安:4-5分。
商品No.5:元祖 一方井そば
販売者:宮崎商店M
600g ¥556(税別)。ゆで時間の目安:12分。
原材料に、そば粉が多いほど蕎麦らしく美味しいとされていますし、
十割そばの評価は高いのですが、
今回は毎土日の昼食を、そばに習慣化するという目的なので
グルメ気取りのおやじ評とは着眼点をかえています。
なによりもコスパ(価格と味わい)の見極めです。
実食からの教え①
『100g=100円が、中間点である。』
そば粉の割合が多いと、価格も高くなるようですが
そば粉の配合割合が表示されていたのは、1種だけ。(商品No.3:南部 味そば)
何故か?不当表記か偽装か??
その実は、
全国乾麺協同組合連合会表示等のガイドラインにありました。
(以下抜粋)
⑤「干しそば」にあっては、
そば粉の含有量(茶そばにそば粉が配合されているものは除く)を 30%以上
そば粉の配合割合(%)は、
そば粉÷(小麦粉+そば粉+食塩水以外のその他原材料(デンプン、グルテン等))で
算出するものとする。
⑥「そば粉の配合割合」が30%未満の干しそばについては、
義務(一括)表示枠内又は商品名に近接して、
実配合割合を上回らない数値により「そば粉2 割」又は「そば粉20%」等と
原材料名の次に「そば粉の配合割合」と設け記載するものとする。
ただし、そば粉の配合割合を商品名に近接して、
JIS28305 に規定する14 ポイントの活字以上のもので記載した場合には
当該表示を省略することができるものとする。
(ついでに、)
「上級」と表示できるのは、そば粉50%以上使用したもの。
つまり、
「そば粉の配合割合」が30%未満でなければ、記載は不要なのでした。
したがいまして、未記載は限りなく30%で、
それ以上で高配合=高品質をアピールしたい商品は“十割”とか“八割”とか
表記しているのでしょう。
“二八そば”は、そば粉が八割ですが、
江戸時代は反対でそば粉が2割のもので、“安物のそば”って意味だったらしいです。
実食からの教え②
『ゆで時間の目安がことなる。』
毎週末の昼飯なので、そこにおやじのこだわりは存在しません。
10分以上も吹きこぼれないかガスコンロの前で見張っていられません。
それに、プロパンガスは高いんです。
当然に太めでしっかりした麺はゆで時間の目安も長いようです。
実食からの教え③
『ゆで汁(そば湯)にも違いが判る。』
台所の流しには、100均店の“水切りネット”を使用していますが、
商品No.1と商品No.5は、ネットの目が詰まって流しがあふれましたよ。
そば粉の配合割合が30%より多いのか、そういうそば粉の種類なのかは不明です。
つなぎの小麦粉が多いからかもしれません。
実はここに、素人でも表示されていないそばの品質を解るヒントが
あるのではないでしょうか。
次回からは、本命の通販商品の品定めと発注に移行します。
本当においしいものに出会ったら、ご紹介いたしますね。
・・・なんて!充実した盛岡生活でしょう!
◆お暇なら、こっちも見て ↓ ↓ ↓
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