(H27年10月18日投稿)
雪が降って盛岡市内が凍りつく前に、
東北行脚の週末を過ごしています。
◆今週は、奥入瀬渓流を走って来ました!
紅葉シーズンのマイカー交通規制は、次週(10/24(土)、/25(日)9:00~15:00)ですが、
自由度のきく方が良いので実行しました。
渓流の歩き方は、下流→上流が当然ですが、
先ずは、利用する駐車場の物色からです。
今回のベストな駐車場は、「石ヶ戸駐車場」です。
ご多分に漏れず、ネットのレビューには“行楽シーズンは朝から満車”の
レビューが散見されます。
マイカー交通規制日は、シャトルバス(有料)の計画輸送がありますが、
普段の日は路線バスのみの運行のようです。
運悪く、路線バスに出会えなかった場合は、
焼山の大駐車場だと、車まで帰還できないことも想定されるので、
弱気に中間地点の、石ヶ戸バス停としました。
土曜日のam4:00に盛岡市内をご出発で、
東北自動車道~小坂ICから十和田湖へ向かいました。
十和田湖へは十和田ICよりも最寄のICで、
「樹海ライン」なる名称もついた走りやすい道です。
奥入瀬渓流着は、am6:00でしたが、
渓流沿いの離合する車両も1台もなく、散策路にも人影なし。
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本日の行程の勝利を確信した、石ヶ戸pの光景 |
石ヶ戸の駐車場も、数台の普通車が停車している程度でした。
先ずは、早起きの得を享受しベストな駐車スポットを確保できました。
車道の通行がぼちぼちなのは、am7:30以降な感じですね。
石ヶ戸~子ノ口(十和田湖)までは、だいたい8.9㎞の行程です。
じっくり歩いて、2時間10分程度の所要で行きました。
(以下、しばし奥入瀬渓流レビュー)
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私ひとりの奥入瀬渓流でした。 |
中学3年の時とお仕事では2回、奥入瀬渓流には来ていますが、
いずれも○○旅行だったので、自由度がなく全くフリーは今回が初です。
だれ~も見えない渓流沿いを独りで歩っているのは、嫌いでないです。
ここの渓流の流れがとっても柔らかく感じたのは、
中学生の頃の印象がそのままです。
澄んだ水をとおして川底がぼんやり~と見えるところが、
そんな感じを受けたのだと思います。
大きな岩の間を、流れがすり抜けるところでは、
水泡が白く見えて、わた菓子かマシュマロにもみえます?
だから、柔らかいって感覚をもったのでしょう。~
などど、今回は、そんなことも考えながら歩けました。
奥入瀬渓流には、数か所の見せ場があります。
「○○の滝」が主なスポットですが、
そのうちで本流にある滝は、「銚子大滝」だけです。
(※お酒の“お銚子”が名称の由来で、千葉県は関係なし。)
他は、両サイドの切り立った岩場から、支流として渓流に流れ込んでいる滝です。
銚子大滝を越えられないので、十和田湖にはお魚が棲んでいなかった。ってことです。
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十和田湖側の子ノ口の水門 |
しかし、湖に到着間際に人工建造物を発見しました。
奥入瀬渓流の水量は、ヒトに管理されていたんですね・・・。
子ノ口で、休憩とおにぎりタイムをとりました。
軟弱な脚の張りも感じつつ、路線バスの時刻表を探しますと、
次発は、10:20。現在は、9:00なのでどうしようか~。
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事前に様子は知っていましたが。 |
タクシーが1台停車していましたが、
観光客が付いているのか、数キロ先まででも乗せてくれるのか不明。
そこで潔く、復路はランニングすることにしました。
車道の方が走りやすそうでしたが、
路肩もなく、大型観光バスの風圧とマイカーの暴走に恐怖を感じて、
数十メートルで車道走行は断念しました。
ですが、
渓流沿いの遊歩道は、ふかふっかの天然のウッドチップ。
全身の周囲は、フィトンチッドとマイナスイオン充満の酸素。
アスファルトのはね返しが無い分、疲労した脚にも良い感じです。
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渓流の下りで軽快でした。 |
約60分で、石ヶ戸駐車場に戻りました。
途中のスポットでは、観光バス利用客が道を塞ぎますが、
そこは静かに歩いて通過しています。
奥入瀬渓流・ランは、かなり良いです。
急こう配の山道を走ったことのないモノには、練習場としてよろしと思います。
残念ながら、同胞と思われるランニング者とは、お一人とだけすれ違いました。
石ヶ戸に到着後に、
手ぬぐいを清流にじゃぶじゃぶと浸し、顔から身体から汗をぬぐっていると、
急にバスガイドが十数人を引き連れてきたので、
とたんに、観光客のど真ん中での沐浴となってしましました。
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わたしの沐浴場が、観光客に囲まれるはめに。 |
am10:30近辺では、石ヶ戸は駐車スペース満車。
観光大型バスの乗降場としても、最も混雑ポイントとなっておりました。
◆アフター・ハイキング&ランニングは、
「蔦温泉」を目指しました。
ここも、10年振りの訪れとなります。
(※日帰り入浴:@¥800/10:00~16:00)
強烈な硫黄臭や、濃厚な白濁の泉質ではありませんが、
湯がやわらかくて、とっても“いがった!!”
湯船の床からは、プックッ。プクッツ。とあぶくがあがってきて、
精神もゆったりできますよ。
裏手の沼地にある蔦沼は、ポスター通りの真っ赤ではないですが、
すてきな紅葉風景でした。
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風もなく穏やかな池沼 |
◆盛岡への復路に、十和田湖の北側~西側のルートを通りました。
が、ここが思わぬ副産物で“いがった(良かった)!!”
今回もあまり興味がなかった“紅葉”ですが、
都会育ちの私には、とても素晴らしいものに見えました。
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(停車してドライバー席から撮影) |
京都のお寺さんにあるモミジの葉1枚が赤く染まっていることが紅葉。
神宮のイチョウ並木が、まっ黄色になるのが紅葉。
~そう思っていましたが、本当の紅葉を知らなかった。
東北の紅葉とは、
樹々の葉が秋の陽の光を映して、やまの風景全部が山吹色に染まること。
なんです。
ちょっと、人生観に影響ありでした。
・・・なんて!充実した盛岡生活でしょう!
◆お暇なら、こっちも見て ↓ ↓ ↓
~もりおかくらし~e.p.37(盛岡にいるならここも行こう!エピソード2:栗駒登山と稲庭そうめん)